小豆です。
きのう、息子・くるみのいたずらには困ったもんだという話をしましたが
よく考えてみると、あの子の行動はいたずらじゃないんじゃないかと
思えてきました。
ご存知のとおり、犬社会は上下関係に厳しいです。
私たちは生活の中で「このグループでは
誰がリーダーなのかな?」と考えています。
くるみのご主人たちは、かわいさのあまり
きっとくるみの言うことばかりを聞いてきたのでしょう。
なので、くるみは
「この家では自分がリーダーなんだ」と勘違いしているのかも知れません。
リーダーのおもな役割は、
(1)テリトリーとグループのメンバーを守る
(2)グループを先導する
(3)グループのメンバーを指導する
なのですが、これをくるみの行動にあてはめてみると・・・
(1)にあてはまる行動
・来客に向かって吠える
・散歩中に会う人に吠える
(2)にあてはまる行動
・散歩中に引っ張る
(3)にあてはまる行動
・人を甘噛みする
・・・なるほど思い当たる節があります。
(寝ている人の顔に乗っかるのは、ただのいたずらだと思います)
人間にとっては問題行動でも
くるみにしてみれば、リーダーとしての仕事をきちんとやっていたわけです。
人間社会でも同じだと思いますが
リーダーにはストレスがつきもの。
なるべくなら、犬もリーダーの重責から解放されたいものです。
それにはやっぱり、人間にしっかりしてもらわないといけませんねえ。
参考資料↓
犬のしつけについて